山口百恵「BLACK CAB(ロンドン・タクシー)」

◆やっぱりすごいヴォーカリスト、MOMOE!

ロンドンでレコーディングした
アルバム『ゴールデン・フライト』
(1977年8月21日発売)の
A面2曲目に収録されています

「BLACK CAB(ロンドン・タクシー)」
歌:山口百恵
作詞:ジョニー大倉
作曲:ジョニー大倉
編曲:加藤ヒロシ

◆ジョニー大倉、百恵ちゃんに初の曲提供

この曲を作詞・作曲した
ジョニー大倉さんは
かつてロックバンド「キャロル」を
矢沢永吉さんたちと組んで
活躍してらっしゃいました
(1975年4月解散)

キャロルの曲でよく知られているのは
「ファンキー・モンキー・ベイビー」
(1973年6月発売)
作詞:ジョニー大倉
作曲:矢沢永吉

「BLACK CAB(ロンドン・タクシー)」も
キャロルっぽい雰囲気の
ロッケンローです

山口百恵のプロデューサー
川瀬泰雄さんの著書『プレイバック』に
ジョニーさんとの出会いについて
書かれていました
引用させていただきます

大倉氏と最初に会ったとき、彼は山口百恵の曲を依頼されたことに戸惑いのような感じを持っていた。

しかし大倉氏も僕もかなりのビートルズ・フリークだったのが幸いして話は盛り上がり、ロンドン録音というアルバムの趣旨を説明すると快く引き受けてくれた。

僕が大倉氏に持っていたイメージは強もてのミュージシャンというものだったのだが、会ってみると、誠実で音楽が好きな好青年という印象だった。

(『プレイバック 制作ディレクター回想記音楽「山口百恵」全軌跡 』(川瀬泰雄氏 著)P192より引用)

まさに音楽は、
ビートルズの音楽は、
人と人をつなぐ!

結果的にジョニー大倉氏の
山口百恵への曲提供は
作詞作曲で「BLACK CAB」と
作曲のみで「Liverpool Express」(3曲目)
の2曲だけでした

2014年に亡くなられています

私個人的には
役者さんとしての活躍で、
特に映画「戦場のメリークリスマス」(1983)が
印象的でした

◆GO&GO!バンド従えて歌う山口百恵

ロンドンタクシー GO&GO
胸弾ませて

どんどんゆけ ワクワク
初めての旅

夢中にさせる
恋のような 素晴らしい世界

「BLACK CAB(ロンドン・タクシー)」
歌:山口百恵、作詞: ジョニー大倉、作曲:ジョニー大倉、編曲:加藤ヒロシ

やったー!
かっこいい!

イントロ
元気のいいドラムの次に
待ちきれないキーボードが
飛び跳ねている

「ロンドンタクシー GO&GO」
百恵のシャウト「GOー!」に
「ロックンロール・ウィドウ」の
元型を見つけました!

ロックンロールは
“なんだか楽しい!”
この気分が大事

「BLACK CAB」は
楽しむ気分に満ちています
旅先ロンドン!わくわく!
それだけでいい

アルバムの1曲目でもよかったのでは?
UFO騒ぎも消し飛んでしまい(すいません)
ロンドンの地で音楽始まったぞ!
と実感できます

百恵のヴォーカルは
1曲目の「MADE IN U.F.O.」と
歌い分けているようです

「MADE IN U.F.O.」は女性っぽさがチラリ
「BLACK CAB」は
アクティブで好奇心いっぱいなキャラクター
そんな風に聴こえてきました

百恵のノリに感動したのか
歌が終わった直後
「hU~!」と
短い歓声が入っていました
(別録りだった?)

レコーディング情報は1つ前の記事に
⇒ 山口百恵「MADE IN U.F.O.」

◆わたしの聴き方・広め方

この歌が入ったアルバムを買った当初は
レコードプレーヤーにセットしたまま
毎日のように聴いてました

じっと座って
歌詞カードで詞を追いながら聴いたり

朝、学校に行く支度をしながら
サラッと演奏を聞いていたり

「BLACK CAB」は
軽~く流して聴いてる方でした

でも大人になって
仲間とカラオケに行った時
景気づけに1曲めで歌ってみたら

自分だけじゃなく
友達も楽しんで聴いていた

この歌の特徴は
知らなくても一緒にのれて
ごきげんな気分になること

またドライブ中に
車内で流したときも
みんなになじんでもらいやすかったです

この曲の作詞・作曲だれだ?
とクイズを出す

大体わからないんですけど
「キャロルのジョニー大倉」
と知るとその年代の人なら驚きます
百恵ちゃんに作ってたの?って

『百恵白書』に続く
コンセプトアルバム第2弾
『ゴールデン・フライト』
もう歌謡曲のワクは超えています!

三浦友和さんも
百恵アルバムの中で
特に好きだとおっしゃっていました

◆まとめ

  1. 初めてジョニー大倉氏に百恵の曲を依頼。ジョニーは誠実で音楽好きな好青年だった
  2. ロックンロール!ごきげんな演奏はとにかく楽しむ
  3. GO&GO!この百恵ヴォーカルが「ロックンロール・ウィドウ」へつながる
  4. 『百恵白書』に続くコンセプトアルバム第2弾『ゴールデン・フライト』、歌謡曲のワクを越えどこまでいくのか?
  5. 「いいね!山口百恵はこんな歌もあったの?」といつも評判がいい「BLACK CAB(ロンドン・タクシー)」。カラオケや車の中などでどんどん聴いてもらおう!

こんな記事も

◆「遠く旅にでて見知らぬ土地を見たい」と歌っていました

⇒ 山口百恵「二十歳前夜」

◆百恵ラジオで語る。コンセプトアルバムを作りたいという願い

⇒ 山口百恵「夢のあとさき」1980/06/29①『百恵白書』

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